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綾の照葉樹林の魅力

こんにちは、PORTALの中野です。

地域の自然を遊びながら
自然や環境のことを学ばせていただこうと
そんなコンセプトで
このWEBサイトをスタートさせていただきました。

山を歩くことや、山間部での遊びは
多くの楽しみ方が存在いたしますが

そこに存在する動植物や、その希少性を始め
様々な自然のことを知ることは
学びの面白さを感じると共に
知ることで広がる楽しみが存在しています。

例えば野鳥の声を聞いて、何の鳥か分かること。
例えば足元に咲く花を見て、希少性が分かること。
例えば昆虫はどの樹木に多く存在しているのか知っていること。
例えば森の環境の変化について
身を持って感じることができること。

PORTALはご来店くださる皆様に
山の自然の中での楽しみを提案する店でございますが
そんな私どもも、まだまだ知らないことが多く
新しいことを発見する度に、面白さや
時に大切さを感じることがあります。

このWEBサイトでは
私どもが学ばせていただいたことなどを
ご愛顧いただいております皆様や
山間部の自然や楽しみに関心ある方々と
共有できればと願って更新させていただきます。

綾の照葉樹林の森

まずはPORTALからも近い
綾町にあります「照葉樹林の森」

訪れる度にブロッコリーのような
黙々とした森の姿に感動し
多くの動植物が存在することに感動を覚える森です。

綾の照葉樹林

綾の照葉樹林

色々な山を歩いて、見て。
改めて綾の森を訪れると
その森の豊かさに感動を覚える森で
私どもも頻繁に
自然観察などにお邪魔しております。

綾町は半世紀にわたって森を守り
自然と共生する地域づくりを進める街として知られ
2012年にユネスコエコパークに
登録されたことをご存知の方も多いかと思います。

反面「ユネスコエコパークって何だろう」という方が
当店をご利用いただいている方にも
多いものでございまして

難しい話ではなく
そこを楽しむ私どもに分かりやすく
綾の照葉樹林の魅力や自然について
話を伺わせていただきました。

今回話を伺ったのは
綾ユネスコエコパークセンターに勤務する
ユネスコエコパーク推進専門監を勤める木野田様。

綾ユネスコエコパークセンター

日本一の照葉樹林

お話を伺った木野田様は
昆虫を専門分野に活動される方で
私どもも昆虫の調査に
同行させていただいたことがあります。

昆虫の話などについては
また改めて書かせていただきますが
木野田様が語ってくださる綾町の照葉樹林の魅力は

何より面積2000ヘクタール以上という広大な照葉樹自然林。
次に広大な面積を持つ対馬の「龍良山」と比較しても10倍以上の面積を有する自然の姿の森が残されていることは、何より誇れるものであって、ダントツに大きな面積にわたって自然の姿のまま、森が残されている。
自然の森が残されているということは、それだけ動植物にとっても豊かな環境が残されており、生態系の頂点とされるクマタカをはじめ、希少な動植物が多く生きている。
こうした自然の姿の森は、大昔には当然のことながら日本各地に存在していたものだが、時を経て人工林に変わってしまったものであり、これだけの面積がまとまって照葉樹林が自然の姿で残されているのは、何より素晴らしいことだ。
実際に綾町の照葉樹林では、新種の昆虫などもまだまだ発見されており、どれだけ貴重な動植物が存在しているのかは、まだまだ全てを知り尽くしている訳ではありません。

と教えてくださいます。

守らなければならない自然の姿

綾町にある
照葉大吊橋近辺から眺める森だけでも
他では見ることのない
モコモコとした美しい森や
そこで数多く生息するたくさんの
野鳥などを眺めることができます。

そして、こうした言葉を聞くこともあるそうです。

「九州に生息する全ての哺乳類は宮崎県で見ることができる」
「そして九州に生息する全ての哺乳類の種類は綾の森で出会うことができる」

それだけ綾町に存在する照葉樹林は
広大な面積を有しており、
豊かな動植物が今は存在していると
話を伺いながら改めて感動するのであります。

反面、宮崎県は
自然が豊かな場所だという声は多く聞き
当然のように思われている方も
多いと感じることがありますが

そうした自然の姿が
徐々に悪くなっているという声は
自然に関わる方々から非常に多く聞く意見で
木野田様も同様に教えてくださいます。

一例としてシカなどによる被害
そして森を守ることに従事されている方の高齢化。

いただいた資料には
2017年の日本の森林被害面積が
6000ヘクタールに達し

その森林被害の大部分(74%)は
シカの食害によるものと記されています。

そうした被害の実情などについては
また改めて聞かせていただき
ご紹介をさせていただきます。

そしてもうひとつ、多く聞く意見として
森を守ることに従事されている方々の高齢化。

登山道整備、昆虫をはじめとした
動植物の調査や狩猟を行う方々
その他にも森や山間部をはじめとした
環境に携わる多くのものは高齢化が進んでいる。

私どもも
各地で耳にする声でありまして
例えばシカの問題についても
現状で駆除を行う方々が居ながら
増大するシカの生息数には追いつけず

こうした問題などについても、
これから話を伺いながら、自然を楽しむ方々に
色々なことを共有できるように努めてまいりますが

何より、私たちがまず大切に楽しみたいことは
身近に存在する綾町の照葉樹林の森。

多くの方にとって
当たり前のように身近に存在する森が
世界に誇れる森として非常に貴重な自然であり
そこには多くの動植物が
自然の姿のまま暮らしています。

こうした素晴らしいことを知るだけで
まずは訪れた際の
感動が大きくなるものでありまして
山に登らずとも、美しい森や野鳥
動植物を観察することも
大きな感動を得られる楽しみのひとつだと感じています。

楽しみながら知る自然の姿と現状

こうした森を守る活動
素晴らしい森を広げていく活動
昆虫の調査、植物の調査と
教わればキリのない魅力の数々は

これから徐々に教わりながら
このWEBサイトをはじめ
自然を楽しむ方々に届けばと願いながら
更新させていただきます。

そして、実際に調査活動や
保護活動を拝見させていただく機会も
今後は作っていこうと
色々打ち合わせを進めさせていただきますので
是非多くの方に知っていただければ幸いでございます。

現在、多くの方が語ってくださる
シカによる被害や
高齢化の問題について

何より私たちは
今行われている活動を知り、参加して
現在、森を守ることに従事されている方々と共に
笑い、楽しみながら
自然を訪れた際の感動の幅を
広くできたならと願うものであります。

そして改めて、自然を訪れた際
ゴミを出さないなどの当然のことも含めて
自然を大切に楽しみたいものです。

綾の照葉樹林の森。
様々な山を歩けば尚更
その姿に感動を覚える森のひとつです。

聞けば尽きない様々な話がございますが
また次回の更新を楽しみにお待ちください。

綾の照葉樹林の森について
その一部を垣間見てみたいという方は
是非「綾ユネスコエコパークセンター」を
訪れてみてはいかがでしょうか。


綾ユネスコエコパークセンター
〒880-1303 宮崎県東諸県郡綾町大字南俣442番地3
https://ayabrcenter.jp/